感情はからだに記憶される

感情はからだに記憶される

 

 

からだに記憶されたネガティブな感情は

皮膚で感じる幸せな感覚で

上書きすることができるのだろうと思う

 

 

昨日、参加した呼吸のワークで

「からだは嘘をつかない」

ということを主催者の方がお話ししていた

 

 

例えば

「呼吸が止まってる」

「呼吸が浅い」

 

そんな時は、からだが「今」それを選んでいて

それが今の自分にとって最適なんだ

そういう考え方の元

話が進んでいった

 

 

そんな呼吸が浅い状態のとき

からだはギュッとしていて

緊張状態にある

 

 

そして

それを緩めるべく

「深呼吸しましょう」

とアドバイスを受けることが多々ある

 

 

でも、

【頭もからだもウソをつく】

と私は思う

 

 

ウソをつくと言うより

「感情はからだに記憶されている」

と思っている

 

 

例えば

怖いと思った瞬間

からだはギュッと硬くなる

 

昔、幸せな瞬間に嗅いだ匂いが

ふわっと薫って

胸が大きくあったかく感じて

からだが緩む

 

 

そんな風に

今までの経験がからだに記憶されている

ただ、ここで、誤作動を起こしていることが多々あるように思う

 

 

自分も含め、お客さまのからだに触れていて感じるのは

「脳の思い込み」による誤作動

 

 

私のことを言うと

私が小さい時の父はいつも怒っていた

ピリピリしていて

母に嫌な言葉を浴びさせていた

 

 

私はそれを聞いているとき

いつも緊張していた

怖くてからだを縮こませて

息を潜めていた

 

 

だから

いまだにちょっと強めの男性は怖くて

からだがギュッとなる

 

 

からだの力を抜けない女性は多くいる

(男性もいるかもしれないけれど女性のことしかわからないのでごめんなさい)

 

 

ギュッといることが当たり前になり過ぎて

どうやって力を抜くのかわからない

 

 

そんな方がほとんどだったりする

私みたいな経験じゃないかもしれない

 

 

でも

何かしら小さいころや

今までの経験の中で

緊張しなくてはいけない場面をなん度も体験し

いつしかそれが普通になってしまったのではないかと

勝手に仮説を立てている

 

 

これは

脳の危機管理能力の誤作動だと思う

からだを緊張させるというのは

本能として自分を守るための行為

 

戦う為だったり

逃げる為だったり

 

 

その脳が「危険信号」をからだに送るんだけど

脳がいつしか「ずっと危険」だと思い込んでしまったせいで

からだはずっと緊張し続ける

 

 

脳の思い込みを書き換えることが必要なんだと思うのだけど

この時からだの方からも

「大丈夫。私は大丈夫。」

っていう【人の手】による触れる癒しを感じることで

からだからのアプローチが出来ると思う

 

 

この時に絶対必要なのが

『気持ちよさ』

気持ちよさでからだが緩むことが

絶対に大事だと思う

 

 

私が

“ふれる”にこだわる

理由はここにある

 

 

丁寧に大切にお客さまの皮膚にふれ

『大切にされる存在なんだ』

って事をからだに記憶させたい

からだの力を抜くのが下手な方は

ぜひ「人の手」で癒される体験を

たくさん沢山してほしいと思ってます

 

 

からだの力が抜けていた方が

その人の能力を最大限に(思っている以上に)発揮できるから

女性には自由に楽しく笑って生きていてほしいから

由季

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